毎年この季節になると、漁師の人に、天然のわかめをもらいます。それをさっとボイルしただけで、やみつきになるおかずとなります。
料理というには簡単すぎますが、シンプルイズベスト。すごく美味しい。この季節には朝晩食べますが、全然飽きません。
今回は、この愛すべきわかめちゃんをご紹介します。
生わかめ
生わかめは思ったより茶色っぽいです。このまだ寒い、春とは名ばかりの頃、この季節のわかめが一番、柔らかくておいしいです。
わかめも、徐々に固くなっていくので、本当に柔らかくて美味しいわかめを食べれる期間は、案外短いです。わかめにも「旬」があるんですね。
ボイルする
鍋にぐらぐらお湯を沸かし、わかめをボイルします。中に入れると、マジックのように、鮮やかな緑色になります。(ちょっと感動するぐらいです)
さっと色が変わるので面白いです。箸で軽くかき混ぜて、色が変わればすぐ取り出します。ボイルというよりも、お湯にくぐらせる感じです。
水の中に入れて洗う
大きな鍋に水を入れておきます。そこへ、ボイルしたわかめを入れて、ゆすぐように洗います。わかめについているごみなどを、落とすためです。
そのあと流水でさらにきれいに洗って、ざるにとります。とにかく、ボイルしたらすぐ洗うことが重要です。
はやく冷やさないと、わかめがたらたらになってしまうからです。
この鮮やかな緑色、おいしそうでしょ。(ざるにとったところです)しばらくすると、再び少し黒っぽいわかめになります。
ボイルわかめを食べる
わかめを、包丁で食べやすい大きさに切っておきます。調理としてはこれだけ。そして、おすすめは、マヨネーズに少し醤油を足して混ぜたマヨネーズ醤油をつけて食べること。マヨネーズと醤油の割合は、お好みで。 きちんと混ぜてから、つけて食べてください。
マヨネーズ醤油をつけた新わかめ、すごく美味しいですよ。ただ我が家は、この醤油にはこだわりがあり、南知多町の徳吉醸造の醤油。お気に入りのこの醤油を使うと、どんな料理もおいしくなります。醤油って、大切ですよ。
私は、マヨネーズ醤油派ですが、ボン酢で食べてもおいしいです。
また、味噌汁に使うときは、お椀に入れておいて、味噌汁を注ぐだけ。簡単に味噌汁ができます。(切ったネギも入れておくといいです)
保存方法
ビニール袋に小分けして(なるべく薄くして)冷凍します。そうしておけば、1年じゅう、味噌汁の具として使うことができます。家庭用なら、もっと小さく小分けしてもいいと思います。
使うだけ解凍したら、食べやすい大きさに、包丁で切って、タッパーなどに入れておくと便利です。解凍は、自然解凍か、少し水につけて解凍してもいいです。
そのままマヨネーズ醤油で食べるには、冷凍してもなるべく早めに食べたほうが、美味しいみたいです。
冷蔵庫に保存することもできますが、1週間ぐらいたつと、わかめの鮮度が落ちて、ぬめぬめしてきます。こうなると食べれませんので、お気を付けください。
わかめファースト
太らないためには、ベジファーストといって、一番初めに野菜を食べるといいという説があります。しかし最近、わかめファーストという説をあちこちで聞きます。わかめを最初に食べると、太らないみたいです。
やせたい方は、試してみてもいいですね。
わかめの効能
わかめには、色々な効能があります。
- 脳の働きを維持する(ヨウ素)
- 血圧を調整する(ナトリウム)
- 骨や歯を作る(カルシウム)
- 血管を拡張させ、血圧を下げる(マグネシウム)
- 便秘解消
- コレステロール値を下げる
- 美肌効果
- ダイエット効果
いいことづくめのワカメですが、ヨウ素を含むので、大量に摂取し続けてはいけないそうです。症状としては、下痢・胃痛・甲状腺異常など。なにごともほどほどに、ということですね。
一日のワカメの摂取量は生わかめの場合は、190gぐらいだそうです。これ以上食べることは、まずないと思いますが、お気を付けください。
わかめの旬を食べる楽しみ
わかめは食物繊維やミネラルを豊富に含み、健康にとてもいいです。けれど、とにもかくにも、美味しい。
ボイルしたわかめを、そのままマヨネーズ醤油で食べる楽しみを、皆さんにシェアしたくて、日間賀島より発信しました。
またいい情報があったらお教えします。たーこブログでお会いしましょう。
あと9238
コメント