海の詩をお届けします。日間賀島から、海の写真とともに、皆様に海の癒しや、大きなパワーを感じていただけたら、嬉しいです。島ライフ。目の前が海。毎日海を見ながら、過ごしています。海の色、海からの風、潮の香り、届きますように。
今という時
海は毎日そこにあって 空も毎日そこにあって けれど同じ海はなく同じ空もなく 今という時を逃したら もう一度はない 人の一生も同じ
自然の営み
風の音がする 窓の向こうで木の葉が揺れる 遠く景色を眺めれば いつものように海はそこにあって 波もいつものように 繰り返し繰り返し打ち寄せる 自然の営みはただ たんたんと繰り返され あたふたしているのはいつも 人間だけのようだ
かちま荘の前に、大きなヤシの木が2本生えています。風が吹くとざわざわとヤシの葉っぱが揺れる音がします。耳を澄ますと、波の音、船の音、鳥の声、自然の営みは悠久の昔からずっと、止まることなく、繰り返されています。
毎日の生活に追われて、人間は、気づいていない。大切なものを何も見ていない。何も聞いていない。時には立ち止まって、ちゃんと見てみよう。ちゃんと耳を澄ましてみよう。大切なものを見落とさないように。
夜の海
夜の海 風の音 ヤシの木のざわめき 月明りだけの世界は 足元が頼りない 現実なのか夢なのか きちんと歩けているのか 自分は誰なのか おぼろげで異次元の扉が そこにあるかのようだ 暗闇の中、のらねこが 階段を駆け上がっていく まやかしの世界に誘い込むように・・
私は意外と月夜の海が好きです。月明りに海がきらめいて、キラキラキラキラ。不思議な世界に入っていきそうな感じがいいですね。月光を浴びると、パワーがチャージされるような気がします。
日の出
厳かに姿勢を正して 日が昇る瞬間を待つ 少しずつ明るくなる空 海 部屋 太陽は目で見える速さで ゆっくりと昇っていく 自然と手を合わせ 首を垂れる 偉大なる大自然・・
冬になると、部屋から朝日が昇るのが見えます。毎年、初日の出だけは、日が昇る前から待機して、出てくる瞬間を見ています。太陽の動く速さが目で見てわかり、何度見ても感動します。
とても神がかっている瞬間で、いつも手を合わせて拝みます。「今年も良い年になりますように。」
雲間から光がさして
雲間から光がさして まるで空から神様が 降りてきそうな午後 なんだかいいことが 起きそうな気がして家路を急ぐ ちょっとしたことで しあわせスイッチが入って 鼻歌を歌ったり 久しぶりの手作りのお菓子 作ろうかなと思ったり 今日はなんだかいい気分
雲間から光がさして、光の道ができ、海をきらめかせるという光景が、時々見られます。その時には、神様が降りてくると言われています。神秘的な光景に、神様の存在も素直に信じたくなります。
海の詩。海の写真。楽しんでいただけましたか?そもそも主人と知り合ったのは、詩の同人誌「MY詩集」でした。その時のペンネームは「しあわせつかい」です。それからいつの間にか何年もたってしまいました。
海は毎日そこにあるので、また海を見ながら詩を書いていきます。島ライフ。一緒に感じていただければ幸いです。また、たーこブログへお立ち寄りくださるのをお待ちしております。
なんだか少し心が温かくなったなって思っていただければうれしいです。
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