日間賀島は離島です。ですから、周囲は海に囲まれていて、散策していると、テトラポッドのある風景を見ることができます。テトラポッドと海は、すごく似合います。インスタスポットをご案内いたします。
また、ちょっと面白い豆知識も載せておきます。ではまず、日間賀島のテトラポット風景からご案内しましょう。
テトラポッド1
南西の散策コース、堤防の階段を上がるところに、テトラポッドはあります。テトラポッドとは円錐状の4本の脚からなるコンクリートブロック。海岸の護岸に使用する消波ブロックの一種。本来は「不動テトラ」の登録商標らしいです。
四脚ブロック。足が放射線状に伸びた形。近くで見ると、大きくてびっくりします。迫力ありますよね。重量は単体で、0.5t~80tと言われています。「テトラ」とは、4本の足と言う意味だそうです。
堤防の上の上ってみると、こんな感じ。海とテトラポッド、似合いますね。
消波堤防
南側堤防にテトラポッドが組み込まれたようになっています。きれいにならんだ形は、かっこいいです。
テトラポッド2
東港付近でも、テトラポッド風景は見られます。四角型のブロックの上に、四脚型ブロックがのっています。
うまく組み合わされた四脚ブロック。これで安定しているというから不思議。
テトラポッド3
東港付近です。四角型ブロック。テトラポッドが海に伸びていて、天の橋立みたいで、いい感じです。
テトラポッド4
こちらは四角型ブロックです。東海水浴場の東先端付近
テトラポッド5
日間賀島東の先端 宮の鼻。
これもまた、少し変わった形の消波ブロック。本当にいろいろな形のテトラポッドがあることに改めて気づきました。
日間賀島のテトラポッドのある風景を色々散策してみました。海とテトラポッド。似合いますよね。最後に、テトラポッドについての解説をのせておきます。
テトラポッドについて解説
- テトラポッドとは円錐状の4本の足からなるコンクリートブロック
- 海岸・河川などの護岸に使用する消波ブロックの一種。商標名。
- 英語では「tetrapod」と呼ばれ、日本でも消波ブロックを「テトラポッド」と呼ぶこともあるが、日本では、「テトラポッド」は不動テトラの四脚ブロック製品の登録商標。
- 波の影響により、海岸線が侵食されていくので、浸食を防ぐ必要性があり、テトラポッドをおいておく。
- 消波ブロックは、波のエネルギーを減衰、消散させる目的で設置。
- 重量は単体で0.5t~80t
- 四脚ブロック・六脚ブロック・八脚ブロック・中空三角ブロック・ドーム型などがある。
- 多いのは四脚ブロック、脚が放射線状に伸びた形。
- 「テトラ」とは、4本の足という意味。本来は四肢動物の意味。
- 波の影響を受けにくいので、小魚たちのすみかになっているようです。
テトラポッド制作方法
業者より鋼製の型枠のリースを受け、現場周辺で、コンクリートを流し込む。(重量があるので現場輸送に費用がかかるため)
ブロックは、クレーン船などで、備え付けます。
あの形は、とても安定がいいし、工事しやすいし、うまくかみ合うらしいのです。
テトラポッドの危険
釣りをされる方は、テトラポッドで釣る方もあるのですが、テトラポッドは危険です。
- テトラポッドは、凸凹しているし、コンクリートなので、転ぶと大けがをする危険があります。
- 滑りやすい。特に下の方は、ぬるぬるして、滑りやすくなってます。
- 隙間に落ちるという危険があります。隙間に落ちると、上がってこれません。
- テトラの間に吸い込まれると危険。テトラに向かって、波が打ち寄せられてきますから、すぐ吸い込まれてしまいます。しかも一度吸い込まれてしまうと、人間の力では脱出することはできません。恐ろしいです。
テトラポッド散策を終えて
テトラポッドは危険がいっぱい。やはり、遠くから、海と一緒に写真を撮るのが一番いいみたいです。テトラポッドファンは、けっこういるみたいですよ。
海とテトラポッド。インスタ映えします。日間賀島を散策するとき、テトラポッドに注目して、散策するのも面白いと思います。
日間賀島を色々な角度からお楽しみください。また、たーこブログでお会いしましょう
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