今、日間賀島の長心寺というお寺が面白いので、ご紹介します。かわいらしいお地蔵さんがいくつもあって、つい写真が撮りたくなります。
長心寺は西港から真ん中の坂を上った途中にあります。(徒歩5分)長心寺の楽しむポイントを押さえて楽しく見学してください。
我が家も長心寺の檀家なので(曹洞宗)、昔から何回も行っていますが、最近色々な面白いものが増えてきたようです。
階段にカエル
歩いていくと、タコの干物がぶら下がっているところの横に、カエルの像があります。その階段を上ったところに、長心寺があります。
重なったカエルが出迎えてくれます。カエルは、お金がカエル、福がカエル、無事カエル、と言い、縁起のいい生き物とされています。
また、卵をたくさん産む。雨の前に鳴く。童話の主人公に使われハッピーエンドになる。というところから、子宝、豊穣、成功運のシンボルとされています。
長心寺
ここが長心寺です。しかし、入る前に、色々な置物があることに気がつくはずです。まず、かわいいお地蔵さん。
お地蔵さん
めちゃくちゃかわいいですよね。ほほえましくてつい笑ってしまうようなかんじがしませんか?
こういうのもあります
お散歩地蔵
そして後ろ側には、お散歩地蔵。これは変わってますよね。お地蔵さんが犬を連れてお散歩しています。
天上天下唯我独尊 地蔵
「天上天下唯我独尊 なによりたいせつなもの わがいのちあなたのいのち」と書いてあります。腕がバランスが悪いほど、大きいところが、またいいですよね。
弁財天
お地蔵さんのもっと奥に、弁財天が祀ってあるお堂があります。インスタ用の看板もありますので、ご利用ください。
扉を開けると、中には絵馬もあって、お金を出せば、自由に書くことができます。金運・合格・縁結びの御利益があるそうなので、お願い事がある人はいかがですか
べんつるさん
さて、長心寺建物入口に戻ります。入口そばには、べんつるさんが祀ってあります。
べんつるさんは、万病を治す法力があると言われています。棒の先に、キレが丸く巻いてあるのがあるので、その棒で、足が痛ければ、まずべんつるさんの足をなぜて、そのあと、じぶんの足をなでると、治ると言われています。
私は、べんつるさんが好きで、何度もお世話になりました。ついつい、あちらこちら、なぜまくってしまいます。
前は、お寺の中にありましたが、今は外に出してあるので、どなたでも、利用することができます。
般若心経の石
そして入口前、真ん中に、般若心経の書いた、ぐるぐる回す石が置いてあります。これは「摩尼車」と言い、これを一回まわすと、般若心経を唱えたことになるそうです。
軽く手を当てて、手前に回すだけです。その時唱える経文は、立て札に書いてあります。
長心寺 本堂
さていよいよ、本堂へ。すぐにお賽銭箱があるので、ここでお参りしましょう。お参りの仕方の紙も書いてあるので、たまには本格的にお参りしてみましょう。
大永年間(1521~7)の創建で、本尊は子安観音。安産の神様が祀られています。
左の奥の方には、かわいらしいお顔の弘法様が祀られています。
左手前にはカエルの像があって、背中のイボイボを、木の棒で、下から上へ撫でていくと、ゲロゲロとカエルの鳴き声のような音が出ます。
阿弥陀如来像
ここで本堂は、いったん出ましょう。本堂を出た右側にくっついた建物があります。
ここにある仏像の一つ。阿弥陀如来像は、阿弥陀屋敷にあったものを、1700年頃、移したもので、相当の古仏です。
十王堂
そして最後に、その奥、階段近くに、古い古いお堂。十王堂がありますので、ご紹介します。私は意外とここが好きです。あの世へ行った時の、裁判官的な役割をするお方たちです。
真ん中で目をぎょろりとさせているのが、閻魔大王。嘘をついていないか。悪いことをしてきていないか。あの大きな目で、見透かされてしまいます。
他の方はよくわかりませんが、一番左にいるのは「おいはぎばばあ」です「おいはぎばばあ」の前には、追いはぎされないように、白糸がいくつか奉納されています。
さてこれで、長心寺のご案内は、一通り終わりました。インスタスポットもいくつかあって、若い人でも楽しめると思います。」ぜひ行ってみてください。
また、たーこブログでお会いしましょう。
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