海の水は塩辛いですよね。どうして塩辛いんだろう?と疑問に思ったことありませんか?それは太古の地球が関係しています。地球が誕生した頃までずっとずっと歴史をさかのぼってみましょう。生物は海から生まれました。だからこそ塩分が必要なのです。そして海を見ると癒されるんだと思います。
どうして海は塩辛いの?
海水には塩素、ナトリウム、硫黄、マグネシウム、カルシウム、カリウム、炭素、臭素などの元素が含まれています。
海水の85%を占めるのは、塩素とナトリウムです。食塩の主成分は、塩化ナトリウム。食塩の主成分が含まれているから、海水は塩辛いのです。
なぜ塩が溶けているの?
その答えは、太古の地球にさかのぼる必要があります。46億年前、誕生したばかりの地球は、微惑星の衝突により非常に高い熱をおびていました。そのため、水は蒸発した状態で存在していました。
しかし、微惑星の衝突が減り、地球が冷えてくると水蒸気は雨となって地上に降り注ぎました。この雨は、大気中の塩素ガスを溶かしながら降ったため塩素を含んだ水が大地にたまりました。これが海の始まりです。
壮大な地球ものがたりですね。何億年前の地球なんて想像もできませんが海は、ずっとこうして、地球とともに、存在していたんですよね。そしてその頃から、塩辛かった。ということです。
人間には塩分が必要なわけ
生物は海から生まれました。元々海中で生物が発生したため、すべての生物は、体液が塩分を含んでいます。塩分の溶け込んだ溶液中で機能する酵素が寄せ集まって、生物になったのです。
人は、汗をかいたり、排泄して失った水分を、水分補給しますね。だからその分、塩分を別にとり、塩分濃度を保つ必要があるのです。人間には塩分が必要なのです。
生物は海から生まれたから、海を見ると癒されて、懐かしい感じがするのでしょうか。
海水を飲んではいけない
とは言え、海水を飲んではいけません。それは、塩分濃度が濃いからです。海水の塩分濃度、3.5%。人間の体液の塩分濃度0.9%
塩分過剰摂取になり、余分な塩分を排出しようとする機能が働き、水分を必要とし、脱水症状になってしまいます。
また、腎臓に負担がかかり、腎炎になるリスクもあります。海水は飲まないようにしましょう。
最後に
海が塩辛いのはなぜ?という答え、わかりましたね。地球の始まりまでさかのぼり、地球が冷えてきた時雨が降って、大気中の塩素ガスを溶かして、海が塩辛くなったんですね。
地球の始まりを考えるとちょっとワクワクします。それからずっと海は、波を寄せては返し、満ちては引いて、何億年も鼓動しているんですね。
また少し海が好きになりました。
また、たーこブログをのぞきに来てください。一緒にワクワクしましょう。
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