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「星の王子さま」を読む。大切なものは目に見えない 心で感じる

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昔読んだ本「星の王子さま」を読み返してみました。本というのは面白いもので、何年かたって読んでみると、また新たな視点で心を動かされることがあります。

「星の王子さま」久しぶりに読んで色々考えさせられたのでご紹介したいと思います。

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あらすじ

主人公のぼくは小さい頃、ウワバミが、餌食を噛まずに、まるごとペロリとのみこむことを聞き、ゾウをのみこんだウワバミの絵を初めてかきました。

けれど、大人は誰も分かってくれず、そんな絵はやめにして、地理と歴史と算数と文法に精を出しなさい。と言われます。

ぼくは大人たちにわかってもらうのはあきらめて、絵を書くのをやめ、いつの間にか大人たちにわかりそうな話をするようになっていきました。

やがてぼくは飛行機の操縦士になり、ある時、飛行機がサハラ砂漠で故障してしまうのです。そこで、遠い星から来たという王子さまに会います。

王子さまの星は小さな星で家くらいの大きさだそうです。

その星には一輪の大切な花が咲いていました。話をし、世話をして、大切に思っていたのに、おいてきてしまった。好きだったのに、イライラして、優しい言葉をかけないまま、別れてしまいました。

王子さまはいろんな星をめぐります。いくつもの星をめぐって、地球にたどり着きます。そこでたくさんのバラの花を見つけます。

花はたくさんあったけど、自分の星にあった一輪の花。それこそが、特別大切な花だったことに気づきます。

ある日王子さまは、キツネと仲良くなります。そして大切な秘密を教えてもらいます。「心で見なくちゃ、物事はよく見えない。かんじんなことは、目に見えないんだよ」

そのあと、僕と出会うのです。仲良くなれたのに、やっと分かり合える人と出会えたと思ったのに、やっぱり星に帰っていってしまいました。

ぽっかり穴の開いたような寂しい気持ち。けれど星を眺めるたび思います。その星のどこかに王子さまはいて、花と一緒に笑って暮らしているのかなあと・・

           (「星の王子さま」サン・テグジュペリ作 参照)

もう一度読みたいと思った方は、こちらで。

かんじんなことは目に見えない

「心で見なくちゃ物事はよく見えない。かんじんなことは、目に見えないんだよ」この言葉は心に響きました。

目で見えることにとらわれて、見えていないことってたくさんあると思います。物やお金や見た目にとらわれてしまう。

仕方のないことだけれど、大切な事だけは、見失わないようにしたいと思います。優しさとか愛するとか、日常の生活とか。

家族・友達・平和・健康・食事・当たり前だと思っている日常。震災にあった人が、口々に言っているのが、当たり前だと思っていた普通の暮らしが、日常の生活が、いかに幸せだったか・・

目に見えない大切な事、これを見逃さないように生きていきたいと思います。

ゾウをのみこんだウワバミ

ウワバミの絵は、誰も理解してくれません。大人は、大人のわかることを言わないと、受け入れてくれません。

算数や文法をやっていれば、満足するのです。そうして大人にほめられるために、決まりきった大人になっていきます。

けれど、何が正しくて正しくないか、本当のところは分かりません。これからは、ウワバミの絵を理解することができる柔軟な頭が大切になってきているような気がします。

とらわれない心が、大切だと思います。

コロナ騒ぎをすぎて

コロナ騒ぎを過ぎて、世界が急激に変わってきた気がします。今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかったことに気づきます。こうでなければいけないと思っていたことは、幻想だったのかもしれません。

学校へ行くこと、会社へ行くこと。これさえも、リモートでできることがわかりました。行かなくてもいいんです。マスク生活。外出の自粛。いろいろ変わりました。

コロナ中に、家の中で暮らすことが多くなり、家族のきずなが深まったという人も見えます。

今もう一度、本当に大切なものは何だったのか、自分の心の中に、真剣に向き合う時なのではないでしょうか。

自然に触れあうということ

パソコンでなんでもできるようになって、スマホが普及して、情報社会になった今。一番必要な事は、自然に触れあうことのような気がします。

広い海、大きな空。自分もこの大きな存在の中の一部なんだということを感じると、大切なものを忘れないでいられます。

生まれる前の自分、何のために生まれてきたのか・・目で見えてることにとらわれない。本当に大切な事はなんだったのか。

小さなことで悩んでないか。小さな自分になってないか。宇宙意思に沿った生き方をしているかどうか。

星の王子さまを読んで

久しぶりに「星の王子さま」を読んで、心に響きました。本当に大切なものは何だろう。と考えさせられました。なんだか、心の中を爽やかな優しい風が吹いたような気がします。

いつまでも子供の頃の気持ちを忘れずに生きていきたいものですよね。とにかく、本っていいですね。いろんな人生の扉を体験できるって、得だと思いませんか?

また、いい本があったらご紹介します。また、たーこブログでお会いしましょう

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